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[VMware] VMware Toolsはもう要らない。

 

今回はVMware Toolsについてです。
VMware workstation player(以下VMware)にCentOSをインストールした際、ウィンドウの下のこんな表記に見覚えがあると思います。

抜粋

ウィンドウ下の記述通りに実施しようとすると、アレやコレやと面倒臭かったVMware Toolsのインストールですが、今はその様なインストールは不要となり、代わりににopen-vm-toolsのインストールが推奨されています。

open-vm-tools は、VMware Tools のオープン ソースの実装で、VMware 環境内で仮想マシンの機能や管理を改善する一連の仮想化ユーティリティで構成されています。open-vm-tools のおもな目的は、オペレーティング システム ベンダーやコミュニティ、および仮想アプライアンス ベンダーがそれぞれの製品リリースに VMware Tools をバンドルできるようにすることです。

open-vm-tools をバンドルするメリットは、次のとおりです。

エンド ユーザーは、すぐに使えるため、VMware 仮想インフラストラクチャに仮想マシンを効率的にデプロイできます。
open-vm-tools は完全にサポートされている VMware Tools のオープン ソース実装であるため、open-vm-tools がオペレーティング システムにバンドルされていると、VMware Tools を別途インストールする必要がなくなります。
open-vm-tools の更新パッケージはオペレーティング システムのメンテナンス更新やパッチとして提供されるため、運用コストやマシンのダウンタイムが削減されます。これにより、VMware Tools を個別に更新するメンテナンス サイクルがなくなります。
open-vm-tools の互換性マトリックスの確認は必要ありません。ゲスト OS リリースの VMware Compatibility Matrix に従えば十分です。
オペレーティング システムにバンドルされている open-vm-tools は、各 OS リリース用に最適化されて、フットプリントも小さくなっています。

注:Linux 仮想マシンのカスタマイズを許可するには、deployPkg プラグインをインストールする必要があります。詳細については、 Installing the deployPkg plug-in in a Linux virtual machine with open-vm-tools version lower than 9.10 (2075048) を参照してください。
VMware による open-vm-tools のサポート (2073803)より抜粋

 

ざっくり簡単に言うと、最適化されたopen-vm-toolsがyumでインストールができるんでVMware Toolsはインストールしなくても良くなったよ!
というものです。

 

open-vm-toolsのインストール

これで完了です。実に簡単ですね( ´ω`)

 

open-vm-toolsのパッケージ情報を確認する。

open-vm-toolsのパッケージ情報を確認します。
# rpm -qa | grep open-vm-tools

 

open-vm-toolsの有効化と実行。

open-vm-toolsを有効化させます。

 

open-vmtoolsを起動します。

 

VMware Toolsのインストールをキャンセルする。

このインストールが済んでもこの画面は表示され続けるので、ウィンドウの左上にあるPlayer⇒管理⇒VMware Toolsのインストールをキャンセルでそっ閉じして見なかったことにしてしまいましょう。

次に確認したときには、Player⇒管理⇒VMware Toolsの再インストールの表示になっているはずです。

 

今回は以上となります。

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