こんばんは( ‘ω’)ノ
前回M/Bに水枕を乗せ終えたので配管の取り回しを考えていきますが、今回はハードチューブ配管で配管を組むという初めての試みなので、失敗あり勉強あり練習ありなので、この先もいろいろ手間を食うかも知れません。
用意するものは、Monsoon Hardline All Pro Deluxe Bender Kit 3/8 x 1/2の様なベンディングツールと、
Monsoon Hardline Pro Bender Kit 13/10mm (ID 3/8″ OD 1/2″)
ヒートガンはケーブルのスリーブ化でおなじみですね。
Power sonic(パワーソニック) ヒートガンセット 50-650℃ 1200W HG-10S
それと、パイプ内にシリコンチューブを通して曲げていくんですが、シリコンチューブが抜けなくならないように薄めた洗剤と受け皿、あとタオルがあると良いと思います。
配管にはEK WaterBlocks EK-HD PETG Tube 10/12mm 500mm (2pcs)を使います。
PETG(非結晶性樹脂)はアクリルよりも割れにくく加工しやすいため、曲げ過ぎたら再加熱して少し戻すといった修正もできて、水冷用のパイプに最適なんだそうです。
EK WaterBlocks EK-HD PETG Tube 10/12mm 500mm (2pcs)
ただちょっと良いお値段の素材ですから、失敗しないコツはないものかと門馬ファビオ氏に聞いてみた。
@Ice_Military ハードチューブですね。コツは失敗することです…( ̄▽ ̄;) 後は加熱具合に注意ですかね。長さは曲げる中心より5mmずらすといいです。伸びしろが絶対発生しますので。
— Fabio Moma (@Fabio_Moma) 2016年8月9日
門馬氏ありがとうございます!✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。
なるほど…
失敗は成功のもとってことで、経験を積んでいくしかありませんですな( ´・ω・)y─~~
まずはちゃんと曲げられるようになるため、練習用に1mのアクリルパイプを10本ほど都合しました。
先のPETGの解釈からすると、アクリルはPETGより割れやすく加工しにくいということになるので、アクリルで奇麗に曲げられるようになればPETGなら余裕で奇麗に曲げられるということになるはずですね(๑•̀ㅂ•́)و✧(そうとは限らない
では早速パイプ曲げに挑んで行きましょう。
まず適当な長さに切り出します。
シリコンチューブに薄めた洗剤をスプレーして、
アクリルパイプに通します。
門馬氏の言うヒートガンでの加熱は160℃とのことですが、この温度は恐らくPETGの場合なんだと思います。
今の練習では使う素材が違うので軟化点は違うはずだと思って調べて見ると、アクリルパイプを曲げる大半がアクアリスト(アクアリウムな人)だったんですが、170℃くらいに熱した油の中に泳がせてみたりガスコンロで炙ってみたりでバラバラでした。( ぶっちゃけ全然参考になりませんでした
取り敢えず当面は練習ですから、200℃くらいで様子を見ながらやってみようと思います。
アクリルパイプをくるくる回しながら、まんべんなく熱が加わるように加熱します。
ベンダーを宛がって曲げました。
アクリルパイプが冷めてからシリコンチューブを抜いて水洗いしてみると、曲げシワができているのを確認できます。
それに、きちんと90°カーブが描けてない感じでなので、広範囲にムダ加熱をしてしまったということなんでしょう(´・ω・)
2本目(左)は加熱範囲を狭くしたので割ときっちり90°カーブが描けた感じですが、またしても内側に曲げシワができてしまったので失敗。
なんだこれ…言われるほど簡単じゃないぞ…(´・ω・)
曲げシワ発生の原因が加熱不足なのか、それとも加熱しすぎたのか、もっとゆっくり曲げないといけないのか、それとも遅すぎて冷めたかけのところに無理な力が加わったからなのか、曲げるカーブがきつすぎるのか、もしかしたらシリコンチューブに洗剤かけ過ぎたのかとか…。
加減が分からないから原因特定が難しいですな(´・ω・`)
と、思った3本目(右)。
僅かに気になるところはあるけど、概ねうまく曲げられたんじゃないですかね!(゚∀゚)
この調子でパイプ曲げの練習を続けて、門馬氏が言ってた「曲げる中心から5mm」「伸びしろ」が曲げたパイプにどのように影響してくるのかを、次回以降で調べてみることにしようと思います。
ではまた(=゚ω゚)ノシ
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