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[デバイス] DisplayPortの仕様はなんとかならないのか。

 

こんばんは( ‘ω’)ノ
最近ちょっとした悩みがありました。
うちの3号機はASUS GTX980の2Way-SLIと、LGエレクトロニクス34UC87M-BウルトラワイドモニターとBenQ GL2450モニター3枚の4画面構成で稼働しています。

 

この3号機は録画サーバーも兼ねているメイン使いのPCだったりする訳ですが、外出する際や就寝の際にはモニターの電源のみをOFFにする状態です。
こないだ組んだ録画サーバー機は、ちょっと手こずってる部分があるのでまだ稼働していない(‘Д`;)
で、悩みというのは、このモニター電源のON/OFFのことです。

 

ASUS GTX980のIOポートは、このようにDVI1・HDMI1・DisplayPort3となっています。

 

で、BenQ GL2450はHDMIとDVIでしか対応してないのでDP→DVIアダプタとかで繋いで、ウルトラワイドモニターはDPケーブルで接続しているのですが、このウルトラワイドモニターの電源ON/OFFで毎回すべての画面のウインドウサイズや位置が変わってしまうことに悩まされていました。

 

DisplayPortはプラグ&プレイに対応していて、対象モニターの電源をOFFにするとPCがモニターを認識できなくなって3画面構成として認識するし、電源をONにすると4画面として再認識するために、ウインドウサイズや位置が変わってしまうというもの。
離席するときにモニター電源を落とすのは至極当たり前のことなんだけど、DisplayPort規格作った奴はバカなのか?と思わずに居られないくらい、不具合と言っても過言ではない不便極まりない仕様なのです。

 

これについてやはり同じように不満を抱く人が多いようで、検索すると解消法として参考になりそうなものが出てきたのでいくつか試してみました。

 

◇レジストリを書き換える

[text] HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\GraphicsDrivers\Configuration\SIMULATED_~~~~\00[/text]

以下に配置れているPrimSurfSize.cxと00\PrimSurfSize.cyを10進数で書き換える。

[text] PrimSurfSize.cx 1024→3440
PrimSurfSize.cy  768→1440
[/text]

 

[text]HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\GraphicsDrivers\Configuration\SIMULATED_~~~~\00\00[/text]

以下に配置されているActiveSize.cxと00\00\ActiveSize.cyを10進数で書き換える。

[text] ActiveSize.cx 1024→3440
ActiveSize.cy  768→1440
[/text]

 

結果:ウインドウサイズは保持されるようになったが、モニター電源OFF時にデバイスが取り外されたという通知音が鳴る。
電源ON時ウインドウ位置はモニターを再認識した順に配置されなおすので元通りにはならなかった(乂’ω’)

 

◇モニター電源オフのソフトを使う
モニタ電源オフのソフトを起動すると確認メッセージが表示され、「OK」をクリックすることでモニターが省電力モードに切り替わるもの。

 

結果:モニター省電力移行時に、デバイスが取り外されたという通知は出ない。
が、モニターは電源ON→NO SIGNAL→省電力モードを繰り返し、ソフト記載のesc・ENTER・マウス左クリックでもなかなか復帰せず。
任意のタイミングで復帰できない上に、ウインドウ位置は元通りにはなりませんでした(乂’ω’)

 

◇ウルトラワイドモニターのDisplayPort接続をHDMI接続に変更。
DP→HDMI変換ケーブルで繋ぎ直した。

 

結果:電源OFF時に、デバイスが取り外されたという通知は出ない。
電源ON時は何事もなかったようにウインドウサイズと位置は維持されていた。
ただ残念なことに、34UC87M-BがHDMI1.4規格なのでリフレッシュレートは30Hzになってしまう。
HDMI2.0だったらリフレッシュレート60Hzに対応できたのにね( ´・ω・)y─~~

 

捕捉だけどリフレッシュレートっていうのは、モニターの性能というかパフォーマンスというか、モニターの表示更新頻度を言います。
単位はHz(ヘルツ)で1秒間での更新数を表し、30Hzなら1秒間に30回、60Hzなら1秒間に60回の表示更新を行っているってことだね。

 

DisplayPortでリフレッシュレート60Hzを取って、モニター電源のON/OFFでウインドウ位置が変わってしまうのを我慢するか、はたまたHDMI1.4でモニター電源のON/OFFでウインドウ位置が変わらないことを良しとして、リフレッシュレート30Hzで妥協するか…( ´・ω・)y─~~

 

とか思ったんだけど、HDMIケーブルをVer.2.0のものに変えたら、リフレッシュレートを50Hzに設定することができました。

 

同じ規格ケーブルひとつ取ってもバージョンでリフレッシュレートの上げ幅が変わるのもどうかなぁ…というのも複雑な心境です。
たとえばAmazonでHDMI Ver.2.0のケーブルを探すとしても、もれなくVer1世代の2mケーブルも検索に引っかかって来たり、バージョン記載のない4k+2k対応ハイスピードケーブルとだけ謳ってるケーブルも引っかかってくるので、確実に「HDMI Ver.2.0」と銘打ったケーブルを探し出して購入するのが結構苦労だったりするのです。
いろんな謳い文句ってのは売り手側からは良いことなんだろうけど、購入する側に取ってはJAROに訴えたくなる程に紛らわしい。
HDMI Ver.2.0が確立された以上はHDMI Ver.1世代はさっさと廃止して欲しいものですね。

 

 

あとDisplayPortはプラグ&プレイをなくせ(゚Д゚)

 

 

ではまた(=゚ω゚)ノシ

コメント

  1. hageo says:

    DisplayPortの切断を回避するアダプター、というのがありまして、これを挟むとDisplayPortのホットプラグ信号を常時オンにしてくれるので、plug&playが惹起されず、アイコンの再配置が生じません。
    自分はヤフオクで入手しました。
    これだと 4k 60Hz が普通に使えるし、HDMI を余分に占拠することもないし、レジストリいじらなくてすむし、いいことずくめですよ。

    • 管理人 管理人 says:

      コメントありがとうございます。
      なるほど、面白そうですね。
      ちょっと導入を考えて見ようと思います。

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