
前回記事の『【Windows 11】SCR3310-NTTcom(SCR3310 USB Contact Smart Card Reader)でコア分離を有効にする』において、SCR3310v2.0 USB Contact Smart Card Readerドライバのダウンロードリンクが無効になったので、新たに記事を起こすことにしました。
SCR3310-NTTcomは古いカードリーダで、Windows 10まではUSBに接続するだけで認識されて使用することができました。
Windows 11になってからは通常では認識されず、前回記事のような面倒な手段でドライバをインストールしないと整合性をONにしたまま使用することができませんでした。
今回は最新ドライバとしてIdentiv SCR3xxx installer V9-02がリリースされているので、これをインストールします。

ダウンロードしたファイルはインストーラですが、インストールしただけではデバイスマネージャで認識されません。
デバイスマネージャを開き、SCR3310 USB Contact Smart Card Readerの項目を探して右クリックし、ドライバの更新をクリックします。

この状態ではカードリーダを使用することができないので、ドライバを更新します。
「コンピュータ上の利用可能なドライバの一覧から選択します」をクリックします。

スカートカード読み取り装置を選択します。

SCM Microsystems Inc.からSCR33x USB Smart Card Readerを選択し、次へをクリックします。

ドライバの更新警告が表示されますが、「はい」をクリックします。

これでインストールが完了となります。
この段階で、メモリ整合性は「オン」の状態でWindows 11を使うことができます。

コメント