この記事では、更新プログラムKB5055528の更新内容について解説していきます。
更新プログラムKB5055629は、バージョン23H2でインストールできるセキュリティを含まないプレビュー版となっています。
プレビュー版更新プログラムは、通常のWindows Updateより先行して行われて追加される機能や不具合修正をテストするためのものです。
追加される機能が少しだけ早く使える他に既存の不具合が修正される一方で、この更新プログラムが原因で新たな不具合が生じる可能性や、追加される機能が正しく動作しないこともあるので、無理にインストールする必要はありません。
今回インストールしなかった場合は、5月14日のWindows Updateで正式にインストールされる予定です。
また、今回の更新プログラムでは「段階的な展開」のみとなっています。
「段階的な展開」では、更新したらすぐに利用できる機能もあれば、利用できるまでに時間がかかることもあります。
これは、更新する国や地域、PCの種類によって異なります。
それでは、更新内容を解説していきます。(一部確認できなかった機能は省いています)
- 多数の小さな圧縮ファイルを解凍する時の処理速度がこれまでよりも向上しました。
- Windowsのテキストサイズを大きく設定している場合に、スタートメニューのアカウントマネージャ画面でアカウントの切替を行うサインアウトや、その他のオプションメニューが表示されないことがあった不具合が修正されました。
- ナレーター機能で話した内容を、リアルタイムで文字起こしして、その文字を確認できるようになりました。
この機能を使うには、ナレーターが話している最中に、ナレーターキー+Alt+Xを押します。
(ナレーターキーは初期設定で無変換+Insert)
このキーを押すと、「スピーチの要約」ウィンドウが表示され、これまで話した内容をテキストで確認できます。
また、これから話していく内容も、このウィンドウにリアルタイムで文字起こしされます。 - タッチジェスチャーを使ってスタートメニューにピン留めしたアプリを、表示できない不具合が修正されました。
以上が更新プログラムKB5055629の更新内容となります。

管理人
今回は以上となります。お疲れ様でした。
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