この記事では、更新プログラムKB5058502の更新内容について解説していきます。
更新プログラムKB5058502は、バージョン23H2でインストールできるセキュリティを含まないプレビュー版となっています。
プレビュー版更新プログラムは、通常のWindows Updateより先行して行われ、追加される機能や不具合修正をテストするものです。
追加機能が少しだけ早く使えるほかに既存の不具合が修正される一方で、この更新プログラムが原因で新たな不具合が生じる可能性や追加機能が正しく動作しないこともあるので、無理にインストールする必要はありません。
今回インストールしなかった場合は、6月11日のWindows Updateで正式にインストールされる予定です。
また、今回の更新プログラムでは「段階的な展開」のみとなっています。
「段階的な展開」では、更新したらすぐに利用できる機能もあれば、更新する国や地域、PCの種類によって利用できるまでに時間がかかることもあります。
- Win+CがCopilotキーとして使用できるようになりました。
Copilotキーは、最近発売されノートPCのキーボードでアプリケーションキーに変わって追加されたもので、Copilotキーを押すことでCopilotを呼び出すことができる機能でした。
ですので、Copilotキーが付いているPCだけしか使えなかった機能ですが、どのPC環境でも使えるように今回の更新プログラムを適用以降、Win+CがCopilotキーの代用として使えるようになります。 - タッチキーボードのレイアウトがコンパクトになっていて、尚且つ中国語を使用していると音声入力が開始できなかった不具合が修正されました。
また、タッチキーボードの記号入力画面でキーを押してページを変更すると、予期せず文字が入力されてしまう不具合が修正されました。 - 音声アクセス機能を使って音声入力中に、エラーが表示されて音声アクセスが応答しなくなることがあった不具合が修正されました。
次の項目は今回の更新プログラムで修正される内容ではありませんが次の項目が不具合として確認されています。
- Microsoft EdgeやGoogle Chrome等(Chromiumベース)のブラウザで、日本語、中国語、韓国語で表示された文字がぼやけたり見えにくい不具合が発生しています。
この問題はディスプレイの拡大・縮小率を125%もしくは150%に上げることで回避できます。
拡大・縮小率を変更するには、デスクトップ画面のアイコンがない所を右クリックします⇒表示されたメニューから「ディスプレイ設定」をクリックします⇒設定画面が開いたら下にスクロールしていき、「拡大・縮小」の項目で100%になっている場合は125%もしくは150%に変更することでこの問題を回避できます。
以上が、今回の更新プログラムKB5058502の更新内容となります。
管理人今回は以上となります。お疲れ様でした。
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