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【CentOS Stream 9】DDNSクライアントツール「DiCE」Linux版の使用方法

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os_centos_stream9

 

DiCEはDDNSサービスにアドレスを通知するツールです。

多くのDNSサーバーは、定期的にIPアドレスを通知しないとサイト閲覧ができなくなってしまいます。
このツールを使うことにより、定期的にIPアドレスを通知したり、IPアドレスが変わるごとに通知したりできる様になり、自宅サーバー運用では必要不可欠と言っても過言ではないツールになります。

DiCEのインストール

DiCEのダウンロードとインストール

# cd /usr/local/bin
# wget https://www.hi-ho.ne.jp/yoshihiro_e/dice/diced01914.tar.gz
# tar -xzvf diced01914.tar.gz
# cd /usr/local/bin/DiCE

 

DiCEの設定

nkfをインストールする

DiCEの出力文字はEUCのため文字化けしてしまうので、UTF-8に変換するためにnkfをインストールしておきます。

# dnf install nkf

 

ld-linux.so.2をインストールする

このファイルがないとDiCEは動作しません。
DiCE実行時に動作しない場合は、ほぼ間違いなくこのファイルが存在していません。

# yum install ld-linux.so.2

 

glibc.i686をインストールする

64bitOSで32bitソフトのDiceを動かすため下記をインストールします。
ld-linux.so.2をインストールしても動かないときにインストールしましょう。

# dnf install glibc.i686

 

DiCEを起動する

DiCEを起動する

# cd /usr/local/bin/DiCE 
# setarch `uname -m` /usr/local/bin/DiCE/diced | nkf -uw
=-=-=- DiCE DynamicDNS Client -=-=-=
Version 0.19 for Japanese
Copyright(c) 2001 sarad

:

 

DiCEの起動オプション

:?
*** 起動オプション ***
diced [-s|-d|-h|-e] [-b] [-l]

-s           起動と同時に開始します
-d           起動と同時にバックグラウンドで開始します
-h           コマンドオプションを表示します
-b           イベント実行時にビープ音を鳴らします
-l           ログを作成します
-e<EventNo>  指定のイベントを実行して終了します

*** コマンド一覧 ***

exit               DiCEを終了します
start              DiCEを開始します
startd             DiCEをバックグラウンドで開始します
setup              DiCEの環境設定を行います
list               登録済のイベント一覧を表示します
add                イベントを追加します
ed[it] <番号>      イベントを編集します
del <番号>         イベントを削除します
en[able] <番号>    イベントを有効にします
dis[able] <番号>   イベントを無効にします
ev[ent] <番号>     イベントの情報を表示します
ex[ec] <番号>      イベントを今すぐ実行します
logcr              ログをクリアします

:

 

DiCEの基本設定を行う(初回のみ実行)

:setup
IPアドレスの検出方法を指定してください
(0) 自動検出
(1) ローカルのネットワークアダプタから検出
(2) 外部のスクリプトから検出
<現在:0>
(N)変更しない (P)戻る
>n
-------------------------------------------------
プライベートIPアドレスも検出対象ですか? (Y/N)
<現在:いいえ>
(P)戻る
>n
-------------------------------------------------
IPアドレスの検出をテストしますか? (Y/N)
(P)戻る
>y
検出IPアドレス>xx.xx.xx.xx
-------------------------------------------------
IPアドレスの検出をテストしますか? (Y/N)
(P)戻る
>y
検出IPアドレス>60.39.88.77
-------------------------------------------------
IPアドレスの検出をテストしますか? (Y/N)
(P)戻る
>n
-------------------------------------------------
IPアドレスをチェックする間隔を指定してください(分)
設定可能範囲は5分以上です
<現在:10>
(N)変更しない (P)戻る
>n
=================================================
DNSサーバーの負荷を軽減するために頻繁なDNS更新を防ぐ必要があります
前回の更新から一定時間DNS更新処理を行わないように保護時間を設定して
ください(分) 設定可能範囲は10分から1440分です
<現在:60>
(N)変更しない (P)戻る
>n
=================================================
設定を保存しますか? (Y/N)
(P)戻る
>y
設定を保存しました
=================================================
:

 

IPアドレスが検出できなかった場合

IPアドレスの検出方法を指定してください
(0) 自動検出
(1) ローカルのネットワークアダプタから検出
(2) 外部のスクリプトから検出
<現在>
(N)変更しない (P)戻る
>2
-------------------------------------------------
スクリプトのURLを入力してください
<現在>
(N)変更しない (P)戻る
>https://checkip.dyndns.org/

 

イベントの追加

DNSサービスはMyDNS.JPとして進めます。

:add
新しくイベントを追加します

DynamicDNSサービス名を入力してください
"?"で対応しているサービスを一覧表示します
(P)戻る
>MyDNS.JP
-------------------------------------------------
<< MyDNS.JP >>
URL: https://www.mydns.jp/
*** 情報 ***
ドメイン名、ホスト名についてはマスターID(ユーザー名)にて管理されています。
IPアドレスはサーバー側で自動検出します。
(これらは入力しても無視されます)
=================================================
ドメイン名を入力してください
"?"でドメイン一覧を表示します
(P)戻る
>www.ice-military.com
=================================================
ホスト名を入力してください
(P)戻る
>www.ice-military.com
=================================================
ログインユーザ名を入力してください
(P)戻る
>ログインIDを入力
=================================================
ログインパスワードを入力してください
(P)戻る
>パスワードを入力
=================================================
登録するIPアドレスを入力してください
空白にすると現在のIPアドレスを自動検出します
(P)戻る
>空エンター
=================================================
このイベントに題名を付けてください
(P)戻る
>www.ice-military.com-daily
=================================================
このイベントを実行するスケジュールを設定します
-------------------------------------------------
実行する頻度を指定してください (番号入力)
(0)1回のみ (1)1日1回 (2)1週間に1回 (3)1ヵ月に1回
(4)その他の周期 (5)IPアドレス変化時 (6)起動時
(P)戻る
>1
-------------------------------------------------
時刻を指定してください
入力例) 23:05
(P)戻る
>03:00
=================================================
=================================================
このイベントを有効にしますか? (Y/N)
(イベントの有効/無効は"EN/DIS"コマンドで切替えられます)
>y
=================================================
イベントを保存しますか? (Y/N)
>y
イベント"www.ice-military.com-daily"を保存しました
=================================================
:

 

IPアドレス更新イベントを実行

:ex 0
+ 2/20 9:52 にwww.ice-military.comが実行されました
IPアドレスを更新しました
:

 

DiCEの自動起動設定

/etc/rc.d/rc.localを開き最下行に/usr/local/bin/DiCE/diced -d -lを追記します。

# vi /etc/rc.d/rc.local

#!/bin/bash
# THIS FILE IS ADDED FOR COMPATIBILITY PURPOSES
#
# It is highly advisable to create own systemd services or udev rules
# to run scripts during boot instead of using this file.
#
# In contrast to previous versions due to parallel execution during boot
# this script will NOT be run after all other services.
#
# Please note that you must run 'chmod +x /etc/rc.d/rc.local' to ensure
# that this script will be executed during boot.

touch /var/lock/subsys/local
/usr/local/bin/DiCE/diced -d -l    //最終行に追記して保存

 

/etc/rc.d/rc.localに実行権限を付与します。

# chmod u+x /etc/rc.d/rc.local

 

再起動して動作を確認します。

# ps aux | grep dice
root         722 0.9 0.0 3968 1536 ?         Ss    09:57    0:00 /usr/local/bin/DiCE/diced -d -l
root        1564 0.0 0.0 4592 2304 pts/0     S+    09:58    0:00 grep --color=auto dice
#

 

/usr/local/bin/DiCE/diced -d -lが動作していることを確認して設定完了です。
お疲れ様でした。

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