ZenFone3をauキャリアSIMで使える様にした。

こんにちは( ‘ω’)ノ
至る所で格安SIMが出回っていますが、管理人は頑なにauのiPhone6sを使用していました。
iPhone6のauキャリアSIMが、SIMフリー端末で普通に使えるといった記事があまりにも多かったので、じゃあ管理人のZenfone3(ZE520KL)を設定してみることにしました。
ところが、実はこれが一筋縄ではいかないことになるとは、このときの管理人は知る由もありませんでした。
post699-002

無知故に。

管理人はモバイル端末に関して、ほとんど知識を持っていません。
SIMカードはどこのキャリアSIMであってもサイズさえ合っていれば、そのままSIMフリー端末に使えると思っていて、ASUS Zenfone2(ZE551ML)はその場のノリで購入したんですが、その後で設定方法とかいろいろ調べてるうちに、これは完全に認識が間違ってるんだと知ることとなりました。
post699-003

格安SIMに24時間国内通話かけ放題が殆ど存在しない。

そのときはauを解約して、最大60分国内通話がかけ放題が利用できる格安SIMに乗り変えるの方が手っ取り早いと考えたのですが、管理人は身内に電話をかけると普通に2時間とか通話することがあるので、格安モバイルSIMの最大60分かけ放題では間に合わないと思いました。

一応格安SIMでも24時間国内通話かけ放題サービスを提供しているところもありますが、使える電話はインターネット回線を利用したIP電話で、環境次第で通話品質が悪くなったり遅延が発生するデメリットがある上、通話にパケット通信を使うので通信容量による制限が発生する場合があって安かろう悪かろうなので、キャリアSIMと比べてもほとんどメリットは感じられません。
post600-004

契約にクレジットカード必須ってどうなん?

全ての格安SIMがそうだという訳ではないのですが、格安SIMの契約にはクレジットカードが必要である場合が殆どです。
携帯電話が世に登場してから今日に至るまで、口座振替しや振込用紙払いで契約して踏み倒す輩が多く存在してることは分かります。
そうした踏み倒しによる損益を出さない手段として、クレジットカードで取りっぱぐれがないようにしたいというのも至って普通です。
post699-005

でも国内において、クレジットカードはせいぜい大型家電とかの高額品や、ちょっと数人の諭吉が旅立っていくような高級な御食事とか、そういった時の割賦くらいまでが精々としておくべきで、いつもどんなものでも即金やデビットカードで一括払いする側から見ると、目の上の腫れ物としか思えません。

しかし、クレジットカードそのものを否定してる訳ではなく、海外のショップでPCパーツを購入するような場合なら通貨が変わりるので、クレジットカード決済は大いに結構です。
PayPalにデビッドカードを登録しておけば買い物したその場で一括支払いですし、売り上げが先方の口座に即入金となるので、言葉が通じなくても対応の良さや仕事の早さは素晴らしく、美味しそうなスナック菓子のような緩衝材を、ここぞとばかりにてんこ盛りのサービスで返してくれて、invoiceには手書きのメッセージやイラストが描かれてきたりもします。
そうやって海外でもデビッド決済が普通にできるのにお前らときたら…って感じです。
上の画像は楽天モバイルですが、限定的とは言えデビットカードで契約できるのは良心的かと思います。

と、こういった理由により、この段階での格安モバイルSIMは却下となりました。
はい、前置きが長くてすみません(´・ω・`)

auキャリアSIMはSIMフリー端末に向いてない。

さて、そんな理由でauキャリアのiPhone6sから、SIMフリー端末であるZenfone3への端末変更の手続きを行った訳ですが、いろいろ面倒くさかったです…。

音声通信方式の相違

世間ではauキャリアSIMは、SIMフリー端末と相性が悪いと言った話を聞きますけど、主な原因は次のことが挙げられます。
auの3G音声通信はCDMA2000方式なのですが、ZenFone2はW-CDMA方式に対応していて、CDMA2000方式には対応していなかったのです。
docomoやSoftBankの3G音声通話はW-CDMA方式なので、auに限って音声通話ができない状態でした。

また、ZenFone2は技術基準適合証明(以下技適)を通過していますが、仕様上でauのLTE通信を行うできません。
この仕様というのは、auで使われているLTEバンド1は、PHSで使われているバンド帯に近接しるので、端末側にPHSへ影響を及ぼさないよう対策をしている必要があり、この対策は技適に含まれています。
ZenFone2は「PHS保護の項目がない技適」を取得しているため、auキャリアSIMを挿してLTE通信を行うと電波法違反になってしまいます。

ついでに言うと、iPhone6はiOS8.3・iPhone6sは初期状態からVoLTEが適用されていますが、ZenFone2ではVoLTE未対応でのため、どう転んでもauキャリアSIMでZenFone2を使うことができなかったのです。
結果としてZenFone2はWi-Fi接続のみでの使用となり、iPhone6sを使い続ける形となりました。

4G LTEが使える様になったけど…

その後に発売されたZenPad3 8.0 (Z581KL)はLTE通信に対応していて、auのプラチナバンド(4G LTE)も使えたのですが、通話のできるタブレットは管理人的には笑いを取っただけで、実際に通話で使うことはまったく考えていませんでした。
post699-006

そのため、auキャリアSIMでの動作を確認することもなく、ISPのモバイルSIMを挿して使うこととなり、めでたくiPhone6sで通話・持ち歩き端末にZenPad3 8.0・ZenFone2はWi-Fi接続のみという環境が確立してしまいます。
post699-007

ほどなく「全て3GとLTEの同時利用やau VoLTEに対応」したZenFone3が発売となりました。
ZenFone3の発売以降、どこの記事を見ても「auのSIMが使える」というようなことが書いてありましたが、実はまだトラップが仕掛けられています。
post699-001

APN設定しても反応がない。

SIMフリー端末でAPN設定してもアンテナが立たず、通話もネットも繋がらない旨を問い合わせました。

auお客様サポート157

  • APNは端末に予め登録されていて、SIMカードを認識すると自動的に端末に登録されている該当のAPNを選択するようになっています。
  • SIMフリー端末の動作については、auで取り扱っている機種でしかサポートができないので、弊社でご案内させていただいているインターネット接続の設定で使えない場合は、端末の製造元へ伺っていただくしか…

ASUSコールセンター

  • ZenFoneは格安SIMを使うことを前提としたSIMフリー端末ですので、キャリア様のSIMが使えるかどうかについては、動作保証外となるためお答えできかねます。
  • キャリア様のAPN設定については、SIMカードを発行している通信事業者様へ伺っていただくしか…

うん、当然と言えば当然の回答でしたね( ´・ω・)y─~~

SIMはau nano IC Card 04でなければならない。

管理人のiPhone6sに挿さっていたauキャリアSIMは、au nano IC Card(LTE)(黒枠⑥)でVoLTE非対応でした。
実はあちこちの記事に書かれている「auのSIMが使える」というのはau系の格安SIMのことであって、冒頭から書いてきた「auキャリアSIM」は含まれていませんでした。
au系の格安SIMは4G LTEで、すべてVoLTE対応SIMを使用していることが大前提になるので、SIMカードの種類には触れる必要もなく記載すらされていなかったことを、ここで初めて知ることとなりました。
post699-008

その後いろいろ調べに調べ尽くしたところ、auキャリアSIMのiPhone端末からZenFone3を使えるようにするには、VoLTE対応のau nano IC Card 04(グレー枠⑨)を使わなければならないのですが、入手するにはいくつかのハードルを越えなければならないということが分かりました(‘Д`;)

VoLTE対応SIMを入手。

iPhone端末のVoLTE非対応SIMを、VoLTE対応SIMへ交換して貰えるかを問い合わせてみると、こんな回答が返ってきました。

auお客様センター
「交換は可能ですが、交換そのものの手続きはauショップ毎の裁量によります」

最寄のauショップでは次の様な回答でした。

  • iPhone6sはシステムのiOS8.3からVoLTEが使える為、iPhone端末に対してVoLTE対応のSIMを発行されていないので交換することはできません
  • VoLTE対応のSIMを使いたいという場合では、持ち込みの機種変更としてAndroid用端末に発行されているVoLTE対応SIMを使うことになります。また、これによってSIMはiPhone端末では使えなくなります
  • 機種変更の事務手数料2160円かかります。

ちょっとセンターとショップで言ってることが食い違ってたりしたのと、SIMフリーなのに縛られることになるのが腑に落ちなかったのですが、機種変更手続きをしてnano IC Card 04を手に入れて、ようやくVoLTEアイコンが点灯してZenFone3で通話ができるようになりました。
post699-009

改めてAPN設定を行うが…。

あとはAPNの設定をすればネットが使えるようになるということで、auのQ&Aプラスに記載されているアクセス設定内容を登録します。
post699-010

よくよく見ると、auではAndroid等の他社携帯電話機でインターネットを使うには、別途「LTE NET for DATA(500円/月)」に加入しないとネット接続ができないとのこと。
auショップではそんな案内されなかったなんて事は言わない( ´・ω・)y─~~
post699-011

LTE NET for DATAへ加入してようやくネットも繋がり、これでようやくauキャリアSIMでSIMフリー端末が使える様になりました✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。
post699-012

auキャリアSIMでZenFone3を使うための確認事項。

ここまで長々と書いて来ましたが、ZenFone3に限らずauキャリアSIMをAndroid端末で使うための確認事項は次のとおりです。

  • au nano IC Card 04(グレー枠⑨)でなければならない。
  • iPhone6はau nano IC Card (LTE)(黒枠⑥)が使われているが、iOS8.3適用以降は端末内の設定のみでVoLTEが使えるため、SIMカードは変更なし。
  • iPhone6sは初めからVoLTEが使えているので、au nano IC Card (LTE)が使われる。
  • iPhone6sは初めからVoLTEが使えているので、VoLTE対応のSIMに交換することはできない。
  • VoLTE対応のSIMは、Android端末用のVoLTE対応SIMを発行するので機種変更となり、iPhone端末は使えなくなる。
  • 機種変更の事務手数料2160円かかる。
  • 自分でAPN設定をしなければならない。
  • LTE NET for DATA(500円/月)」に加入しなければならない。

端末を変更するにあたってこれだけの手間があるので、あまり通話しない人に取って大手キャリアはこれといったメリットがなく、ただ月々の料金が高いだけに感じますね…。
これだったらなるべく通話を短くして、格安SIMを使った方が良いと改めて思わされます。
auの誰でも割(2年縛)の更新月まであと半年ほどありますが、その半年で払う料金を考えれば契約解除料は9500円は大した事ないし、クレジットカードが必要ない格安SIMを探すことにした方が良さそうですね。

モバイルSIMに関しては結構適当に考えてたけど、ちゃんとしっかり考えた方が良いですね。
無知って恐ろしいものです…。
ではまた(=゚ω゚)ノシ

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