ZenFone3をauキャリアSIMで使える様にした。

こんにちは( ‘ω’)ノ
至る所で格安SIMが出回っていますが、管理人は頑なにauのiPhone6sを使用していました。
iPhone6のauキャリアSIMが、SIMフリー端末で普通に使えるといった記事があまりにも多かったので、管理人のZenfone3(ZE520KL)を設定してみることにしました。
ところが、実はこれが一筋縄ではいかないことになるとは、このときの管理人は知る由もありませんでした。
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無知故に。

管理人はモバイル端末に関して、ほとんど知識を持っていません。
SIMカードはどこのキャリアSIMであってもサイズさえ合っていれば、そのままSIMフリー端末に使えると思っていて、ASUS Zenfone2(ZE551ML)はその場のノリで購入したんですが、その後で設定方法とかいろいろ調べてるうちに、これは完全に認識が間違ってるんだと知ることとなりました。
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格安SIMに24時間国内通話かけ放題が殆ど存在しない。

そのときはauを解約して、最大60分国内通話がかけ放題が利用できる格安SIMに乗り変えるの方が手っ取り早いと考えたのですが、管理人は身内に電話をかけると普通に2時間とか通話することがあるので、格安モバイルSIMの最大60分かけ放題では間に合わないと思いました。

一応格安SIMでも24時間国内通話かけ放題サービスを提供しているところもありますが、使える電話はインターネット回線を利用したIP電話で、環境次第で通話品質が悪くなったり遅延が発生するデメリットがある上、通話にパケット通信を使うので通信容量による制限が発生する場合があり安かろう悪かろうなので、キャリアSIMと比べてもほとんどメリットは感じられません。
post600-004

契約にクレジットカード必須ってどうなん?

全ての格安SIMがそうだという訳ではないのですが、格安SIMの契約にはクレジットカードが必要である場合が殆どです。
携帯電話が世に登場してから今日に至るまで、口座振替しや振込用紙払いで契約して踏み倒す輩が多く存在していることは分かります。
そうした踏み倒しによる損益を出さない手段として、クレジットカードで取りっぱぐれがないようにしたいというのも至って普通です。
post699-005

でも国内において、クレジットカードはせいぜい大型家電とかの高額品や、数人の諭吉が旅立っていくような高級な御食事とか、そういった時の割賦くらいまでが精々としておくべきで、いつもどんなものでも即金やデビットカードで一括払いする側から見ると、目の上の腫れ物としか思えません。

しかし、クレジットカードそのものを否定してる訳ではなく、海外のショップでPCパーツを購入するような場合なら、通貨が変わるのでクレジットカード決済は大いに結構です。
PayPalにデビッドカードを登録しておけば買い物したその場で一括支払いですし、売り上げが先方の口座に即入金となるので、言葉が通じなくても対応の良さや仕事の早さは素晴らしく、美味しそうなスナック菓子のような緩衝材を、ここぞとばかりにてんこ盛りのサービスで返してくれて、invoiceには手書きのメッセージやイラストが描かれてきたりもします。
そうやって海外でもデビッド決済が普通にできるのにお前らときたら…って感じです。
上の画像は楽天モバイルですが、限定的とは言えデビットカードで契約できるのは良心的かと思います。

と、こういった理由により、この段階での格安モバイルSIMは却下となりました。
はい、前置きが長くてすみません(´・ω・`)

auキャリアSIMはSIMフリー端末に向いてない。

さて、そんな理由でauキャリアのiPhone6sから、SIMフリー端末であるZenfone3への端末変更の手続きを行った訳ですが、いろいろ面倒くさかったです…。

音声通信方式の相違

世間ではauキャリアSIMは、SIMフリー端末と相性が悪いと言った話を聞きますけど、主な原因は次のことが挙げられます。
auの3G音声通信はCDMA2000方式なのですが、ZenFone2はW-CDMA方式に対応していて、CDMA2000方式には対応していなかったのです。
docomoやSoftBankの3G音声通話はW-CDMA方式なので、auに限って音声通話ができない状態でした。

また、ZenFone2は技術基準適合証明(以下技適)を通過していますが、仕様上でauのLTE通信を行うできません。
この仕様というのは、auで使われているLTEバンド1は、PHSで使われているバンド帯に近接している為、端末側にPHSへ影響を及ぼさないよう対策をしている必要があり、この対策は技適に含まれています。
ZenFone2は「PHS保護の項目がない技適」を取得しているため、auキャリアSIMを挿してLTE通信を行うと電波法違反になってしまいます。

ついでに言うと、iPhone6はiOS8.3・iPhone6sは初期状態からVoLTEが適用されていますが、ZenFone2ではVoLTE未対応でのため、どう転んでもauキャリアSIMでZenFone2を使うことができなかったのです。
結果としてZenFone2はWi-Fi接続のみでの使用となり、iPhone6sを使い続ける形となりました。

4G LTEが使える様になったけど…

その後に発売されたZenPad3 8.0 (Z581KL)はLTE通信に対応していて、auのプラチナバンド(4G LTE)も使えたのですが、通話のできるタブレット端末は管理人的に笑いを取っただけで、実際に通話で使うことはまったく考えていませんでした。
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そのため、auキャリアSIMでの動作を確認することもなく、ISPのモバイルSIMを挿して使うこととなり、めでたくiPhone6sで通話・持ち歩き端末にZenPad3 8.0・ZenFone2はWi-Fi接続のみという環境が確立してしまいます。
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ほどなく「全て3GとLTEの同時利用やau VoLTEに対応」したZenFone3が発売となりました。
ZenFone3の発売以降、どこの記事を見ても「auのSIMが使える」というようなことが書いてありましたが、実はまだトラップが仕掛けられています。
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APN設定しても反応がない。

SIMフリー端末でAPN設定してもアンテナが立たず、通話もネットも繋がらない旨を問い合わせました。

auお客様サポート157

  • APNは端末に予め登録されていて、SIMカードを認識すると自動的に端末に登録されている該当のAPNを選択するようになっています。
  • SIMフリー端末の動作については、auで取り扱っている機種でしかサポートができないので、弊社でご案内させていただいているインターネット接続の設定で使えない場合は、端末の製造元へ伺っていただくしか…

ASUSコールセンター

  • ZenFoneは格安SIMを使うことを前提としたSIMフリー端末ですので、キャリア様のSIMが使えるかどうかについては、動作保証外となるためお答えできかねます。
  • キャリア様のAPN設定については、SIMカードを発行している通信事業者様へ伺っていただくしか…

うん、当然と言えば当然の回答でしたね( ´・ω・)y─~~

SIMはau nano IC Card 04でなければならない。

管理人のiPhone6sに挿さっていたauキャリアSIMは、au nano IC Card(LTE)(黒枠⑥)でVoLTE非対応でした。
実はあちこちの記事に書かれている「auのSIMが使える」というのはau系の格安SIMのことであって、冒頭から書いてきた「auキャリアSIM」は含まれていませんでした。
au系の格安SIMは4G LTEで、すべてVoLTE対応SIMを使用していることが大前提になるので、SIMカードの種類には触れる必要もなく記載すらされていなかったことを、ここで初めて知ることとなりました。
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その後いろいろ調べに調べ尽くしたところ、auキャリアSIMのiPhone端末からZenFone3を使えるようにするには、VoLTE対応のau nano IC Card 04(グレー枠⑨)を使わなければならないのですが、入手するにはいくつかのハードルを越えなければならないということが分かりました(‘Д`;)

VoLTE対応SIMを入手。

iPhone端末のVoLTE非対応SIMを、VoLTE対応SIMへ交換して貰えるかを問い合わせてみると、こんな回答が返ってきました。

auお客様センター
「交換は可能ですが、交換そのものの手続きはauショップ毎の裁量によります」

最寄のauショップでは次の様な回答でした。

  • iPhone6sはシステムのiOS8.3からVoLTEが使える為、iPhone端末に対してVoLTE対応のSIMが発行されていないので交換することはできません
  • VoLTE対応のSIMを使いたいという場合では、持ち込みの機種変更としてAndroid用端末に発行されているVoLTE対応SIMを使うことになります。また、これによってSIMはiPhone端末では使えなくなります
  • 機種変更の事務手数料2,160円かかります。

ちょっとセンターとショップで言ってることが食い違ってたりしたのと、SIMフリーなのに縛られることになるのが腑に落ちなかったのですが、機種変更手続きをしてnano IC Card 04を手に入れて、ようやくVoLTEアイコンが点灯してZenFone3で通話ができるようになりました。
post699-009

改めてAPN設定を行うが…。

あとはAPNの設定をすればネットが使えるようになるということで、auのQ&Aプラスに記載されているアクセス設定内容を登録します。
post699-010

よくよく見ると、auではAndroid等の他社携帯電話機でインターネットを使うには、別途「LTE NET for DATA(500円/月)」に加入しないとネット接続ができないとのこと。
auショップではそんな案内されなかったなんて事は言わない( ´・ω・)y─~~
post699-011

LTE NET for DATAへ加入してようやくネットも繋がり、これでようやくauキャリアSIMでSIMフリー端末が使える様になりました✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。
post699-012

auキャリアSIMでZenFone3を使うための確認事項。

ここまで長々と書いて来ましたが、ZenFone3に限らずauキャリアSIMをAndroid端末で使うための確認事項は次のとおりです。

  • au nano IC Card 04(グレー枠⑨)でなければならない。
  • iPhone6はau nano IC Card (LTE)(黒枠⑥)が使われているが、iOS8.3適用以降は端末内の設定のみでVoLTEが使えるため、SIMカードは変更なし。
  • iPhone6sは初めからVoLTEが使えているので、au nano IC Card (LTE)が使われる。
  • iPhone6sは初めからVoLTEが使えているので、VoLTE対応のSIMに交換することはできない。
  • VoLTE対応のSIMは、Android端末用のVoLTE対応SIMを発行するので機種変更となり、iPhone端末は使えなくなる。
  • 機種変更の事務手数料2,160円が発生する。
  • 自分でAPN設定をしなければならない。
  • LTE NET for DATA(500円/月)」に加入しなければならない。

端末を変更するにあたってこれだけの手間があるので、あまり通話しない人に取って大手キャリアはこれといったメリットがなく、ただ月々の料金が高いだけに感じますね…。
これだったらなるべく通話を短くして、格安SIMを使った方が良いと改めて思わされます。
auの誰でも割(2年縛)の更新月まであと半年ほどありますが、その半年で払う料金を考えれば契約解除料は9,500円は大した事ないし、クレジットカードが必要ない格安SIMを探すことにした方が良さそうですね。

モバイルSIMに関しては結構適当に考えてたけど、ちゃんとしっかり考えた方が良いですね。
無知って恐ろしいものです…。
ではまた(=゚ω゚)ノシ

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コメント

  1. 匿名 より:

    はじめまして.
    au iPhone 6 LTE NET 黒6を利用してます。CDMA2000とauのプラチナバンド(バンド1、18)に対応してるAndroidならAPNを設定すれば(非公式)に利用できるでしょうか?

    • 管理人 より:

      コメントありがとうございます。
      記事末の確認事項にも記載した通り、au nano IC Card 04(グレー枠⑨)を使用することになるので、黒枠⑥は使えないと思います。
      非公式な方法については分かりません。

  2. 匿名 より:

    勉強になります。わたしもおなじです xiaomi note4  購入して. 今つかってるau LTE sim 黒5入れてみたら通話出来ないですただ4Gのインタネット普通に使えます。APN設定していろんな方法をやってみました、やはり通話できませんでした。何とかいい方法ありませんか?

    • 管理人 より:

      コメントありがとうございます。
      auの黒5simはLTE対応で音声通話には対応していないため、音声通話を利用するにはVoLTE対応のsimカードへ変更する必要があります。
      ですが、xiaomi note4はVoLTEに対応していないようですので、別キャリアのLTEsimを利用するのが宜しいかと思います。

  3. 匿名 より:

    管理人さんとほとんど同じ状況でZenFone3にしてみようかと考えていたので大変参考になりました
    ありがとうございます!

  4. rirakkumaruko より:

    はじめまして!
    5月に発売される、NuAns NEOのアンドロイド版で
    auのsimを使いたいと考えていて
    記事大変参考になりました。
    1か月に1,2回キャリアメールを使っているので
    悩ましいところです・・・
    ちなみにSMSは普通に使えるのでしょうか?
    またお時間あるときに教えてください。

  5. 通りすがり より:

    auの音声SIMはapnをuno.au-net.ne.jpで始まる設定(非公式)をすることで通信出来るのでLTENET FOR DATAの契約は不要ですよ。ググればwikiに詳しく載っています。自分は本家au ICカードをSIMフリー端末に使うためにLTENET FOR DATAをわざわざ契約したことはありません。

    • 管理人 より:

      コメントありがとうございます。
      隠しAPNの件については承知しています。
      ですが、それをせずにLTENET FOR DATAを契約したのは、uno.au-net.ne.jpでの設定が公式に認められている接続方法ではないため、後で過去利用分のパケット料金を請求される可能性(場合によっては損害賠償をも併せて請求される可能性)がゼロではない行為について、これが正しい方法だと言うことはできないからです。

  6. 匿名 より:

    記事を拝見させていただき、参考になりました。
    同じ方法で運用を考えていたのですが、費用としてau sim側は通話のみの運用としても、最安で5000円ほどかかると、ショップから回答をもらったのですが、管理人様はおいくらで運用できておられますでしょうか。(ガラケーとスマホではプランが違う為とのことです)

    • 管理人 より:

      コメントありがとうございます。
      今回はZenfone3で24時間無料通話とデータ通信の両方を使える様にしたのですが、料金内訳は次の通りになります。

      基本料金(カケホ) 2,700円 
      電話基本パック 300円
      LTE NET 300円
      for DATA 500円
      データ定額3GB 4,200円
      auスマートバリュー -934円
      合計  7,066円

      それと、タブレット端末のSIMはOCN モバイル ONE 10GBで、月額2,300円となります。

      ちなみにauでのガラケーの場合、24時間かけ放題プラン2,203円+Ezweb300円+ユニバーサル使用料3円だったかと思います。
      メールを使わず24時間通話だけであれば、Ezwebは要らないので月額2,206円ですね。
      ショップ回答の5,000円ほどというのは、恐らく最新ガラケー端末での機種変更で、分割した端末料金が含まれているのではないでしょうか。
      昔使っていたauガラケー端末や、白ロム端末を持ち込んでの機種変更を検討されるのが良いのではないかと思います。

  7. あに より:

    はじめまして。有用な記事ありがとうございます。
    同じ様な事を検討していますが、持込機種変更を行なった場合、毎月割は無くなってしまうのでしょうか?

    • 管理人 より:

      コメントありがとうございます。
      基本的に月額料金の変更はありませんでした。
      毎月割については2年縛り契約に基づくものなので、契約月以外での解約の際に違約金が付くことについても同様です。
      また、機種変更に掛かる事務手数料は普通に請求されますし、キャリアメールの設定は自分でしなければなりません。
      Andloidが更新されて、今ではGmailアプリ内にアカウントを追加することになるのですが、ちょっと特殊な方法で設定する必要があるようで、当方では現状放置としています。
      キャリアメールを全く使わない状態であれば機種変更しても良いかと思いますが、そうでない場合は無理に機種変更せずauで扱っている端末に機種変更する方が無難の様な気がします。